〔仮説社PublicRelations〕No.66

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〔仮説社PublicRelations〕No.66
 2010年10月15日
 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ニュース
増刷のお知らせ
臨時増刊号のお知らせ
東京・高円寺フェスティバルに出店
☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛

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ニュース10月11日,NHKのBSハイビジョン「ノーベル賞・知の
冒険と格闘」という番組に板倉先生が出演されました。
先生の出演は数十秒ほどでしたが,再放送があるので,
見逃した方はぜひ。
再放送は,10月16日(土)午前10時〜午後1時です。

☆『たのしい授業』デジタル版『たのしい授業』のデジタル版が,
fujisanマガジンサービスのサイト
http://www.fujisan.co.jp/Product/1567)から
購入できるようになりました。
10月号から販売を開始しています。税込み740円です。
「デジタルで読みたい」という方におすすめです。

☆増刷出来!小林眞理子『煮干しの解剖教室』(税込み1575円)
の増刷ができました。

☆臨時増刊11月3日に『たのしい授業』臨時増刊号を出します。
特集は「国際教室にようこそ 国際化と外国語教育」です。
『たのしい授業』と同じ大きさ(B6判)で240ページ,
税込み1260円です。

☆東京・高円寺フェスティバルに出店します。
2010年10月23日(土)〜24日(日)
http://koenjifes.jp/event.html
東京都中野区の高円寺のお祭り
「公園de本の楽市〜本とアートのマーケット」
に,仮説社も出店します。
本の販売と,煮干しの解剖教室をやる予定です。
お近くにお住まいの方は,ふらりと立ち寄ってみてください。


☆1年生と読んだ絵本たち    扇野 剛
第8回 小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

●斉藤多加子:作・絵『なっちゃうかもよ』
 (PHP研究所 2003年)
躾っぽいというか,ちょっぴり道徳というか,
健康の話なんだけど,全然そんな感じてはなくて,
さらっとみんなで笑い飛ばせる絵本です。とってもすばらしい。
はなくそばかりほじっていると,どうなるんでしょう?
ゆびをしゃぶっていると,どうなるんでしょう?
かわいい粘土の子どもたちが次々と登場して,
やってはいけないことを教えてくれます。
親子で読むのにも最高ですね。

子どもたちは大うけでした。
やっぱり絵じゃなくて粘土っていうのがいいんでしょうね。
しかも,ちょっぴり下品なとこもあるし。
続編とかでたらいいのになぁ。

●岩合日出子:作,岩合光昭:写真『からだがかゆい』
 (福音館書店,2008年)
当然だけど,動物たちも身体がかゆくなるわけです。
その瞬間をとらえた写真絵本。
なんとも素朴で,はじめて見る動物の姿はなんだか笑えます。
ボクのお薦めは,象と,カンガルーかな。
子どもたちも喜ぶかな。

って,子どもたちは喜びました。動物の力は絶大です。凄い。
にしても,動物たちも当たり前に痒くなって,体をかきました。
それがそれぞれに個性的。
でも,彼らから見たら,人間だって変わっているに違いない。
とりあえず,すべての生き物に孫の手でもプレゼントしたい。

●松田素子:作,大西成明:写真『ホネホネたんけんたい』
 (アリス館,2008年)
まさしくホネホネたんけんたいです。
いろんな動物のホネが次々に出てきます。
きっとぎゃーぎゃー言うでしょう。
テンションが下がる子も多数でそうです。
ただ,ホネの一つ一つにちゃんと説明がついていて,
なかなか良識的な絵本です。 

子どもたちはギャーギャー言いつつも,やはり興味があるらしく,
隠した指の隙間からのぞくという,とても古典的な反応をしてまし
た。休み時間にもちろんギャーギャー言いつつも,また読んでいる
からおもしろい。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>><><><>