〔仮説社PublicRelations〕No.169

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〔仮説社PublicRelations〕No.169
2014年11月26日
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

『たのしい授業』11月号の反響
 「編集委員のおたより」を中心に

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


 『たのしい授業』について,毎月,主に編集委員からですが,た
くさんの感想をいただいています。でも,『たのしい授業』の「編
集委員会ニュース」欄で紹介できるのは,スペースのつごうで,ご
くごく一部。そこで,このメールマガジンで,そのほとんどの部分
をご紹介させていただいています。
 今回は,16人分のおたよりを紹介します。かなり長文です。
 なお,「おたより」は原則として原文のままです。表記などは統
一していません。


◇◇◇ 2014年11月号(427号)間違いの楽しみ方 ◇◇◇

●島 百合子(富山・小学校)
◆今月号はまず表紙の「名前の交差点」に心ひかれました。これは
教室でもすぐに遊べそうですね。
 辞書を一生懸命にひく子供たちの姿が目に浮かぶます。自分から
やりたくなる教材や遊びっていいなと思います。
◆伴野さんの「ハズれたけどたのしかった!」は共感して読みまし
た。外れて楽しいなんて思える日常経験はなかなかないものです
が,仮説実験授業やサークルでは,よくにあります。これって,考
えてみればすごいことですよね。人生でもこんな考え方ができれば
ゆったりと楽しく生きることができることでしょう。
◆萠出さんの「火起こしセットのひみつ」を興味深く読みました。
 こういう開発物語というのは本当におもしろいですねえ。一緒に
発見しているような気持ちになってきます。きっと萠出さんの作る
ものはほとんど,こんな風に工夫や改良が加えられているのでしょ
うね。そういう資料もセットにして売れば,ますます売れるのでは
ないかと思います。
◆峯岸さんの「惑星ゴマ」はペットボトルのふたを上手く使ったと
ころに拍手です。私もこの惑星ゴマは好きで,フィルムケースが手
に入らないとあきらめていたのですが,こんな風に改良してくだ
さって嬉しいです。さっそく子供たちとペットボトルのふたを集め
よっと!
◇先月号で紹介された湯煎の湯豆腐は,我が家で定番になりました。
 すぐにできて豆の味がして本当に美味しいです。粉末状のにがり
を売っていましたので,そちらを使っています。賞味期限をあまり
気にしなくて使えます。私は冷凍保存して使っています。

●片山 徹(高校,理科生物)
 今号は,◇峯岸「惑星ゴマ」が何か良くわからなかったことと,
◇萠出「火起こしセット」は,読む気にならなかったのを除けば,
ほとんど読破しました。気持ちが切れずに読めました。
◆伴野「ハズレ」は,結局は,いい感想が最後にあるのだろうな
と,結果が丸見えでしたが,なかなか紆余曲折あって,面白かった
です。
◆市原「全員が間違えても」も,結論がわかっているのですが,生
物と種に対する小学生の反応が知れて良かったです。
◆内山「正しいこと」は人権教育で良くぞと思いますが,指導主事
が理解があってよかったと思います。そうでないと,仮説自体がや
りにくくなる展開も結果も予想されるからです・・・。
◆今月号の1番は,林「慣性……」です。力と運動の授業書をもう
一度読み直さねばと,思わせるぐらい,深い内容があり,コメント
解説ともに良かったです。
◆板倉「感想と論文」は,よくまとまっていました。
◆小川「ボクの仕事」は,長期連載ですが,いつも楽しく読めま
す。私自身が,定年を前に追い込まれているので,定年後たのしく
仕事をしている人が,本当にうらやましいです。
◆木村「アサリの名産地」は,アサリが激減していることにショッ
クを受けました。外来種の問題もあり,生物学的に面白い記事でし
た。
◇淀井さんのページは,ホントかいなという感じです。英語の先生
でしょうか?まあ,続きを読めばわかりますね。

●長澤弘明(神奈川・児童民生委員)
 ベスト5
◆「正しいことは実験で決まる」内山さん
 私はいろいろな授業記録を読んでいて,「仮説」の授業は,当人
は意識していなくても自然に人権教育になっていることが多いと常
に思ってきました。小原さんの授業記録を読んでいると,文字が
やっと読める生徒や,つっぱり君の活躍など,人権教育そのものだ
と思っています。
◆小川さん「ボクの仕事って何だっけ?」
 小川さんの文章を読んでいると安心する。自身の苦手なところを
さらっと触れていて安心する。私自身もダンスや音楽が苦手だった
から。
◆萠出さん「火起こしセットのひみつ」
 来月町内会で炊き出し訓練があるので,これを参考に火おこしし
たら盛り上がるにちがいない。
◆木村さん「アサリの名産地」
 漁獲高まったく予想外でした。
◆板倉さん「〈感想〉と〈論文〉の間」
 「文献は,〈書かれた動機〉をまず疑う」ということ。共感。

●藤田あゆみ(富山,小学校)
◆「ハズレたけどたのしかった!」伴野太一さん
 何年生であっても,仮説の授業をクイズのように捉えて,「当
たった」「ハズレた」で一喜一憂する子どもはいます。
 でも,子ども達の感想から子ども達の思いに寄り添って,「間違
うことはいいことなんだ」と考えを変えさせられた伴野さん。素晴
らしいなと思いました。仮説の授業でなくても,人前で間違えるこ
とを恐れる子どもに,「間違えるってことは,まだ自分が知らない
新しいことが知れちゃうってこと」と私も伝えていきたいなと思い
ました。
◆『編集委員会NEWS』の冒頭の「間違えてもいいんだよ」の
「も」には,「間違えない方がいいんだけど」が省略されていると
想像させる作用があるという言葉に「はっ」としました。「間違う
ことはいいことなんだ」と伝えていきます。
◆「空見上げて−新人育成日記9」小川 洋さん
 いつも楽しみに読んでいます。新人の高山さんがどんどん成長さ
れていっている様子を読むのがまず楽しみなのですが,小川先生が
高山さんの成長に合わせて,指導の方法を変えられたり,見守り方
を変えられたりされている様子を読む度に,「高山さんは幸せ者だ
なあ」と感じます。「人間トランプ」ぜひ,やってみたいなと思い
ました。(1年生にはむずかしいかな……)

●中西 康(三重,小学校専科)
◆萠出「火起こしセットのひみつ」
 萠出さんの商品へのこだわりの凄さを感じた記事でした。
 読みながら,「職人」「顧客へのサービス」「仮説実験」などの
キーワードが頭に浮かびました。
 さらに,ボクも,萠出さんのこだわりを目標に授業に向かいたい
なあと「憧れ」を感じました。
◆内山「正しいことは実験で決まる」
 内山さんはサークルでご一緒させていただいている仲です。この
記事の元となった公開授業をめぐる一連の経緯もよく知っていま
す。また,ボクの意見も少し引用してもらっています。
 だから,「この記事が,読者にどういうふうに読まれるか/どう
いう反応があるのか」にとても興味があります。
 そこで,ここでは筆者の内山さんが書いていないことについて,
書いておくことにします。
 住本健次さんの「たのしい同和教育をめざして」が掲載されたの
が95年9月号。それから19年経過しています。
 《差別と迷信》の登場は(後に仮説社から書籍化されています
が)画期的でした。
 それに加え,「自然科学の仮説実験授業」を〈人権教育の授業〉
と位置付けて提案した内山さんの試みも,『たのしい授業』学派に
とって,「画期的」といえるのではないでしょうか。
 少なくともボクはそう思っています。
◆板倉「〈感想〉と〈論文〉の間」
 68ぺ「それを書いていないのは,単なる感想文という段階です。
そうやって考えると,教育の現場研究で研究論文なんか一つもない
といってもいいくらいですよ」と板倉さん。痛快ですね!
◆市原「全員が間違えてもたのしい授業」
 そう言えば,仮説実験授業ほど,間違いが重視されている授業は
無いと思います。
 そのことを,改めて確認させてくれ,間違いの意義を論じてくれ
たこの記事,とてもありがたいです。

●小谷内寿信(富山・小学校)
◆伴野太一さん「ハズレかけど たのしかった!」
 伴野さんの原稿の最後の部分「『つまらなかった』という感想
は,たいてい授業を進めていくと無くなったり少なくなったりする
ので,あまり気にしていなかったのですが,それは仮説実験授業を
通じて,子どもたちが自分で<たのしさの視点>を学び取っていく
からなのでしょう」。ここが,私にとって新しい発見でした。「楽
しさの視点を学び取っていく」というのは,人として成長している
ことそのものだと私は思います。
 そこには,対象や周りの友達との関わりがあり,自分自身のモニ
タリングがあり,生きることのたのしさへとつながっていくのだと
思います。単なる「あたった,はずれた」のみの段階だと,そんな
レベルのたのしさではないですし,おそらくその結果も短期記憶と
なり,長期記憶とはならないでしょうね。
◆市原辰徳さん「全員が間違えてたのしい授業」
 間違えることにも種類がある,私も市原さんと同じく新しい発見
でした。板倉先生が,まだ知らないことについて予想を立てるのだ
から間違えるのが当たり前であり,誰も間違えないようなことは,
教えがいがないことであり,学ぶに値することでみんなができない
のであれば,それは教え甲斐がある,とおっしゃっていることが心
に残りました。「子どもたちの間違いから学ぶ」という言葉。これ
は,教育の原点だと思いますし,間違えたとき,できないときこそ
チャンスだと思います。その子に問題があるといった見方から脱却
し,教師サイドの指導の仕方を見直し,改善できるチャンスだと考
えていくことで,教師は指導法の在り方,児童理解の両面で成長で
きるのではないでしょうか。
◆内山美樹さん「正しいことは実験で決まる」
 人権教育の公開授業として,仮説実験授業は最適なものの一つだ
と私も思います。偏見というものについて,意識せずに学んでいけ
るからです。内山さんがおっしゃっているように,周りの多数の意
見があるけれども,実際にはどうなんだ?と事実をしっかり見つめ
たくなるからです。その過程において,日常生活で抱きがちな友達
に対する偏見が,授業を通して変わっていくこともありますよね。
私は,仮説実験授業は潜在的人権教育だと思っています。
◆小川洋さん「ボクの仕事って,何だっけ?」
 小川さんが書かれた原稿って,夏休み明けのことについて書いて
ありましたが,日常生活でいうと月曜日や三連休明けと置き換えて
もいいと思います。
 何を大切にしようとするのか,そのことを意識しないと大変なこ
とになりそうです。私自身がもつ月曜や三連休明けの授業の前提
は,「子どもたちも自分自身も気持ちが下がっているから,少しで
も笑顔が見られればそれでよしとしよう」です。
 ざわざわしていても,「みんな,今日はしんどいねぇ。先生も,
しんどいよ」なんて同調していったりしています。そして,小川さ
んがやっていらっしゃるようなゲームを途中で取り入れるなどして
います。
 なんとなく,ホッとするのか,子どもたちの何やら固い雰囲気が
柔らかくなります。それによって,一番ホッとしているのは,自分
自身であることは間違いありません。「人間トランプ」,おもしろ
いですね。席の移動っていうのが,おもしろさを増してくれていま
すね。

●肥沼孝治(埼玉・中学校,社)
 11月号で特に良かったのは,次の3点です。
◆(1)「ハズレたけどたのしかった!」(伴野さん)
 仮説実験授業をやっていると,正解するたのしさとハズれるたの
しさの2つのたのしさがあることに気がつきます。
 いつも感想に「つまらなかった」と書いてくる子も,やがてそれ
に気がつくので,先生の方もあせる必要はないというのが授業書の
素晴らしいところですね。
◆(2)「全員間違えてもたのしい授業」(市原さん)
 『日本歴史入門』にも全員または数人を除いて間違える問題があ
るのですが,そもそも「間違えることの研究」から仮説実験授業は
始まったといっていいということで,少なくともそのことを先生の
側で認識していることは授業にとっていいことではないかと思いま
した。
◆(3)〈感想〉と〈論文〉の間(板倉さん)
 私も古代史を研究しているので,肝に銘じたいと思いました。
 文献にはそれが「書かれた動機」があるもので,まずその文献が
どういう文献なのかを分析することがスタート。その上で文献から
学べる内容を引き出していく。
 そういう作業なしに文献を読むと,「幕府が言っているから本当
なのだ」とか,「農民のが言っていることだからウソのはずがな
い」などと,特殊なものを一般的なものと取り違えてしまうからで
す。
 11月号には,このほかにも素晴らしい内容の報告がたくさんあ
り,どれにしようか大いに迷いました。

●小田富生(和歌山,無職)
◆表紙の「名前の交差点?」面白そうだったのでやってみました。
少し強引なのもありますが…
4個できませんでした。なかなか面白かったです。
   き む ら た く や
 う 浮 生 裏 歌 空 用
 え 駅 笑 偉 耐 食
 と 時 富 虎 例 特 雇
 あ 秋 編 荒 当 悪 綾
 や 焼 止     約
◆萠出さんの「火おこしセットのひみつ」を興味深く読みました。
 紐との摩擦を大きくするために火きり棒を角材にしたり,火きり
板を極限まで乾燥させたりなどなど,たくさんの工夫が凝らされて
いることに感動しました。わたしもずっと以前にまいぎり式の火お
こし器を作りましたが,板が焦げて煙が出るまでが精いっぱいで,
火おこしには至りませんでした。(煙が出るだけでも子どもたちは
喜んでくれましたが…)
 がんばって火おこしを究めてみようかなと思いました。

●西村尚子(山口,会社員)
◆市原さん「全員が間違えてもたのしい授業」
 間違える事イコールつまらない,くやしい,たのしくない。とい
う感情が通常ですが,仮説の授業を受けると,そういうものは通り
越してふっとんでしまうのです。
 市原さんのクラスの《生物と種》での,みごとな全員の間違い。
 でも,結論までのみんなの討論,そして正解でのみんなの驚き!
 間違えた事をたのしめるという雰囲気は,とても重要なことに思
えました。
 「間違える事が楽しいのではなく,間違えても楽しい」授業。
 間違える事により,より深く学べると,あらためて感じました。
◆小川さん「ボクの仕事って何だっけ?」
 「なんか楽しいことをやりたいなー」と,そう思ってくれる先生
はどれくらい居るだろうなと思いました。
 子ども達にも,「学校に行ったら何か楽しい事がありそうだぞ」
と,そう思える1日と,思えない1日では,ほんとうに違ってくる
だろなーと思います。
 勉強はつらいけど我慢してやる,ものではないですね。1日の大
半を過ごす学校をたのしいものにしてほしいです。
 紹介されている「人間トランプ」,たのしそうです。担任の高山
さんも歓声を上げていた……なんていい感じです。
◆林さん「慣性がわかった」といえるとき
 慣性は,現象としてはある程度,当たり前のように感じますが力
学から見ると,とても不思議でとても解りづらい事に思えます。
 「ものは,一度動いたらいつまでもその速さで動き続ける」……
にわかに信じがたいのです。
 だって,地球上では,いろいろなブレーキがかかってしまうので
すから。
 それが,その授業を通して,いろいろな実験を繰り返しながら子
ども達の中で,驚きながらも,慣性の法則と直感とがどんどん近づ
いてくるのです。
 「わからなかったことがわかるとうれしい!」……黒沢菜穂さん
の感想は,本当の意味での学習の喜びを素直に伝えてくれるようで
した。

●高野 圭(北海道・高校理)
◆今月号は,編集委員になって以来,個人的には一番読み応えがあ
る号でした。どの記事も,納得するものもあれば,考えさせられる
ものもあったり,もうちょっとゆっくり考えたいものであったり。
まだうまく感想がうまく言葉にならないような気もしているのです
が,書けた分を送ります。
◆ハズレたけどたのしかった! (伴野さん)
 感想文を読む際に「たのしさの視点を与える」という視点が今ま
でなかったです。
 文中の中で「仮説実験授業を通じて,子どもたちが自分でたのし
さの視点を学び取っている」という文がありましたが,それと併せ
て,伴野さんのように「いろいろな視点を言葉にして伝える」とい
うことは,どの校種に限らず大事なんじゃないかなぁ。
 そういう視点を(押しつけることなく)伝えることも,教師の仕
事として大事なのかな,なんて思いました。
 最近,生徒の感想文を紹介する事ことが少なくなってきた気がす
る自分には,とても刺激を受ける記事でした。
◆全員が間違えてもたのしい授業(市原さん)
 「選択肢が多いんじゃないか」という疑問と,子ども達の討論の
様子と,板倉さんの間違えることのスバラシサを結びつけていると
ころが良かったです。ボクでは,同じ授業を行っても,きっとつな
がらない。
 こうやって日常の様子と板倉さんの文章をつなげてくれる人はと
てもうれしい。「そういえばウチのクラスでも…!?」と,日常を
振り返るきっかけになります。
 また,板倉さんの「その子は何故覚えられないのか,何故理解し
ようとしないのかを問題にする必要がある」という文には,とても
考えさせられます。最近,教科書授業をしていても,こういう視点
を持つと,板倉さんの言うとおり「仮説実験授業をする時と同じよ
うに,子どもたちの間違えを楽しむことができる」ような気がして
います。
 仮説実験授業はもちろんですが,できれば教科書授業でも,ボク
自身がたのしく授業をしたい。生徒が理解しようとしない時に,
「〈あー,ボクの教え方が悪いのだなぁ〉とただただ反省するので
はない生き方」を教えられた気がします。
◆正しいことは実験で決まる(内山さん)
 人権教育と仮説実験授業を結びつける所は,仮説をやっている人
達は,違和感なくそう思える気がするのですが,していない人に
とっては,「なんで?」「こじつけじゃないの?」と思われてしま
いそう。
 内山さんにとっては「授業を見てもらえればわかる」という気持
ちだったのかもしれないけれど,「私やりますよ」と言えるのが,
まずスバラシイなーと思います。
 文章を読むと,「仮説実験授業」というキーワードが,現場や指
導案の中にも頻繁に登場していて「こんな全面に出して大丈夫なの
かな?」とボクは思うのですが,指導主事や他の先生から,内容や
子ども達のスバラシサについての意見が出ている様子を見ると,
「他の先生に気を使うことを忘れなければ,〈ものすごくこっそ
り〉やらなくてもいいのかなぁ?そこに神経をそそぎすぎなくても
いいのかなぁ?」と思いました。
 この内山さんの授業を見学した,〈仮説実験授業をしていない先
生達〉がどう思ったのか,もっと知りたいなと思いました。
 <三態変化>に関しては,研究問題1と2は高校生でもとても意
見が分かれるし,実験もわかりやすくてイイです。この問題好きで
す。
◆「慣性がわかった」といえるとき(林さん)
 自分の中では,11月号の一番は,この林さんの記事でした。
 自分自身が物理を担当していて,《力と運動》の授業書を高校1
年生,3年生と一緒にやってきたからでしょう。この授業書につい
ては今も,今後もじっくりつきあっていきたい授業書です。
 林さんの,授業書の前書きや解説,板倉さんの本を引用しなが
ら,「この問題は前や次回の問題とどうつながっているのか,どう
とらえたら良いのか」を丁寧に書いてくれている所,小学生たちの
様子や感想文と,林さんの授業書を通して伝えてくれることがつな
がって,〈慣性〉をどのように子ども達がわかっていくのか,その
様子がとてもわかる記事でした。
 ≪力と運動≫について,もっと考えたくなりました。(すぐに,
引用されていた『現代物理学の基礎』と『物理学入門』の本を買い
ました)

●千葉 真(大阪・小学校)
 目次をみたかぎりでは,目を引く記事はありませんでした。とこ
ろが,読みはじめてみるとおもしろい記事が多かったです。
◆ベスト1 火起こしセットのひみつ(萠出さん)
 「火起こしセットの研究開発物語」風にまとめられていて,とて
もおもしろかったです。板の厚さや木の種類にもこだわった逸品で
あることがよくわかりました。私は,木材ならどのような物でも火
が起こせるのかと思っていましたが,違うのですね。「誰でも簡単
に火を起こせる」というのは,使い手の努力より,道具の性能の影
響が大きいとよくわかりました。私も実際に手にとって火をおこし
て楽しんでみたいと思いました。
 話は飛躍しますが,教材も同じですね。よい授業をするには,誰
が教えてもうまくいく教材を使うのが一番ですね。とてもよい記事
でした。
◆ベスト2 全員が間違えてもたのしい授業(市原さん)
 これもよい記事でした。特に印象に残ったのは,間違いには二種
類あるという板倉さんの引用が分かりやすかったです。「一度覚え
たことを間違える」「まだ知らないことについて予想を立てて間違
える」。しかもこの二つは完全に切り離せるものではない。板倉さ
んのこの文章は以前読んだことがあるけど,全然覚えていませんで
した。
 私は,板倉論文を引用している人の文章には,いつも感心してい
ます。身近な経験を板倉さんの考え方と照らし合わせているのが偉
いなあと思っています。引用文に下線をしてあると,板倉論文の目
のつけどころを教えてもらっているようで,論文を読む際の参考に
なります。
◆ベスト3 正しいことは実験で決まる(内山さん)
 人権教育の研究授業で≪三態変化≫をするなんて,かなり意外で
す。人権教育というといじめについて考えるとか差別について考え
るというように,教える内容が人権関連の事柄になるのがありがち
なことです。しかしこの記事で読むとなるほどなあと感心してしま
いました。つまり,仮説実験授業をすることによって授業そのもの
が民主的で人権に配慮されたものであるというとらえ方はおもしろ
かったです。仮説実験授業をしていると教師自身の人権概念も拡大
していくことがよくわかりました。
◆ベスト4 アサリの産地の変化(木村さん)
 アサリの漁獲量が40年前と比べると現在はとても減少している
のがよくわかりました。原因は環境の変化だけでなくアサリの捕食
者が流入してきたことも大きく影響していることが驚きました。ア
サリの天敵がいるなんて考えたこともありませんでした。裏表紙の
グラフも説得力があって分かりやすかったです。

●日吉資子(佐賀,小学校講師)
 マイベスト5の感想です。
◆「ハズレたけど楽しかった!」伴野太一さん…
 「2…つまらなかった」「1…すごくつまらなかった」という感
想文は,普通に何人かはありえる,とわかっていても,目にすると
ドキッとするし,見たらサッと下に入れるとか(笑)してしまう自
分を思い出して苦笑します。でも,「今後,どう変化していくか楽
しみ」って,考えを切り替えるというのは,とてもイイこと書いて
るな〜と思いました。そうはいっても連続してキツイ(いえ正直
な)感想をおみまいしてくれる「さいちゃん」。
 「問題5」での伴野さんの様子,気持ちはイタイほどわかりまし
たが,「器の小さな担任なのでした…」には,さすがに笑ってしま
いました。人間味あふれる伴野さん! それでも,予想変更しては
ずしてしまったさいちゃんの評価は〈3〉に上がり,しかも「楽し
かった」と書いているなんて。どうして…?
 なるほど。その理由は授業の始めに紹介した前回の感想文にあっ
たのですね。市原さんから聞いた小原さんのお話は,わたしも以前
お聞きしたり,本で読んだりしたことがあったのですが,改めてス
テキな資料に生まれ変わって,また思い出すことができてとてもよ
かったです。
◆「正しいことは実験で決まる」内山美樹さん…
 公開授業で仮説実験授業をするなんてすごいし,勇気をもらえま
す。そのうえ,理科ではなくて人権教育!(そうか〜,その手があ
りましたね〜。そういうワタシも以前,学活の参観授業で《空気と
水》をしました)
 授業者である内山さんは勿論のこと,参観された先生方の感想も
スバラシイです。ストレートに子どもたちが楽しく生き生きと学ぶ
様子を見ていただけてよかったですね。指導主事先生の「純粋に楽
しかった」もステキな感想ですね。
◆「感想と論文の間」板倉聖宣さん…
 研究論文とは,こうやればこうなります,ということがきちっと
書いてあるものなのですね。そうなっていないものは,感想
文……。
 すごくシンプルでわかりやすいです。それと「文献は書かれた動
機を疑う」というのが,インパクトありました!「残っている文章
は,例外的なこと・極端なこと」。
 これは,「ニュースになるのは,よほどのことだからニュースに
なる」,ということを思いだしました。
◆「僕の仕事ってなんだっけ」小川洋さん…
 「告発はなぜダメなのか」という板倉先生のお話がよかったで
す。「楽しい授業をしたい」「楽しくいきたい」「笑顔で元気が一
番」という目的がはっきりしていれば,自分ができることは決まっ
てくるんですよね。ついグチグチ考えてしまうとき,「原点にも
どって仕切り直す」わたしです。
(前にどんどん進みたいけど,未だに行きつ戻りつ……な感じです)
◆「高校〜大学時代」淀井泉さん
 大の学校嫌いだった淀井さんが,なぜ大学まで進んだのか?そし
て,なぜ先生になられたのか?興味しんしんで読ませていただきま
した。
 人生って,出会いとタイミングで劇的に変わってしまうことがあ
るんですね〜。でも,やはり楽しい授業を選んで,しかもできちゃ
う資質が淀井さんにあったのでは……と思いました!

橋本五郎(福島・元鍼灸師
◆〈「慣性がわかったと」いえるとき〉は,素晴らしい授業記録で
した。授業書が科学史と認識論に裏付けられたものであることが見
事に紹介されており,子供達が少しづつ認識を深めていく様子が見
事に描かれているからです。
 その上,この記録を読むだけで,慣性の法則に対する理解が深
まったようです。子どもたちの感想も「大脳がいきいきとイメージ
しているのが分かる」素晴らしいものでした。
◆「家康と平野郷」の中で,英雄伝は書かれているけれど本当の歴
史は書かていないんじゃないか,と書かれていました。NHKの大
河ドラマも,そうした傾向にあるのではないかと違和感を抱いてい
ただけに,そうそう,という感じでした。
 それから平野郷の人たちが,家康に「お金を統一した方がいい」
と進言したことも紹介されていますが,よくこのようなことを見出
してくれたものと思いました。
 たくさんの人たちか賢くなる道があり,そういう物語をつくりた
い,とも書いています。このところを読んで,たくさんの人たちか
賢くなることが,平和な社会への一番の近道なのかもしれない,と
思いました。
 たくさんの人たちが賢くなる物語を楽しみに待っています。
◆「〈感想〉と〈論文〉の間」
 以前からNHKがよく実施している「RDD(乱数番号による電話
調査))」という世論調査や,新聞社が実施している世論調査に疑
問を抱いてきました。 1000人位に聞いてどれだけの信憑性がある
の? 新聞社の世論調査は新聞社によって結果が違ったりしていた
からもあります。それだけに,「余分な情報によって正答率が悪く
なったり,選択肢の数で正答率が変わるということは」ということ
がわかって益々世論調査に対する疑問が深まってしまいました。
 そして,「確かな認識というものは,そういう〈ウソだ!〉と叫
びたくなるような出会いと,〈なんとそうだったのか!〉という過
程を経てじぶんのものになっていくんです」という言葉が印象的で
した。

●太田一郎(熊本・小,理専)
◆「ハズレたけどたのしかった!」(伴野太一)〜確かに子どもた
ちの評価が悪かったりするととても気になるものです。しかし,仮
説実験授業を続けているとどうにかなるものですよね。感想を伝え
ながら,自分の思いを伝えるというのはいいなあと思います。授業
記録を書き,それを読む中で,自分の思いを伝えていたことを思い
出します。残念ながら,現在は担任をしていないので,それができ
ないのが残念です。
◆「全員が間違えてもたのしい授業」(市原辰徳)〜間違えてもた
のしいと言い切れる学びは,仮説実験授業だけではないかなと思い
ました。改めて板倉さんの書いている「2つの間違い」を認識でき
てとてもよかったです。また,仮説実験授業の深さを感じることが
できました。
◆「正しいことは実験で決まる」(内山美樹)〜以前から仮説実験
授業は,人権教育そのものであると思っています。研究会などを通
して,そのことを分かってくれる人が増えていくということはいい
ことだなあと思います。社会的なことも,実験で決まるということ
が世間の常識になれば,もっとみんなが楽しく生きやすい世の中に
なるのになあと思います。
◆「火起こしセットのひみつ」(萠出 浩)〜これほどまでに子ど
もの意見を聞き,観察し,工夫を重ねて火起こしセットが出来上
がっているとは,思ってもみませんでした。萠出さんは,小野さん
が紹介していた富塚清の教育論の中の真の天才の性質そのままだな
あと思います。
◆「〈感想〉と〈論文〉の間」(板倉聖宣)〜平賀さんのイタクラ
式発想法講座の記録は,その当時,僕にとって自分の認識を高めて
くれる貴重なものでした。たとえ1ヶ月遅れの資料であっても,そ
の時々の話題にあふれ,僕のものの見方・考え方の大元を作ってい
るのではないかと思います。それがシリーズでたのしい授業に載る
みたいなので,とても楽しみです。
◆「ボクの仕事って何だっけ?」(小川 洋)〜だんだんとやるこ
とが見つからなくなり,ヒマ?になっていく小川さんの雰囲気が伝
わってきて,面白かったです。本当に新任の高山さんは,幸せだろ
うなあと思います。高山さんが仮説実験授業にのめり込む姿が,ど
んどん見たくなります。さて,どうなっていくのでしょう。
◆「『慣性がわかった』といえるとき」(林 泰樹)〜ガリレオ
慣性の法則に思いを寄せることができたのは,そのもとに地動説が
あったのだという認識はまったくありませんでした。そんな雄大
思索から慣性に思いを馳せるなんてガリレオのすごさが改めて認識
でいるとともに,その認識を感動的に学んでいく子どもたちの姿が
とてもステキだなあと思いました。いつか子どもたちと《力と運
動》をやってみたいなあ……。
◆「〈アサリ〉の名産地」(木村妙子)〜熊本県に住んでいるもの
として,アサリは子どもの頃は潮干狩りなどで普通に生活の中にあ
りました。いつの頃からか採れなくなったというのは,感じていま
したが,こんなに変わっていたのですね。有明海では,海苔の養殖
もかなりうまくいかなくなり,生産量も減っているのではないかと
思います。全国の干潟が再生してほしいなあと思いました。

●山田晃靖(福井,小,ふれあい)
◆1.〈感想〉と〈論文〉の間
 今回も論文と感想文の違いにはっとしました。何回も確認してみ
るという視点が教育関係の文にはないですね。〈「ウソだ!」と叫
びたくなるものとの出会い,確かめてみて「そうだったのか!」と
いう過程をふんで自分のものとなる〉というところは,自分が仮説
実験授業と出会った過程と同じです。また,仮説実験授業をしてい
る先生や子どもたちの認識過程とも一致します。
◆2.「慣性」がわかったといえるとき
 「慣性」のような特に根源的な問題,哲学的な問題の授業はおも
しろいです。静止の傾向から脱却するには地動説のような宇宙観的
規模の革命が必要だったとは,驚きましたが納得しました。
◆3.正しいことは実験で決まる
 〈人権の内容を,直接には扱わないか形で,人権教育を提案す
る〉という試みは,現役のとき,研究発表会や指導主事訪問のとき
にやっていました。理念は理解されていても具体的な授業プランに
なるとなかなかしっくり行かない感じであったことを覚えていま
す。仮説実験授業はそれができる授業であることは間違いないと思
います。
◆4.惑星ゴマ
 簡単にできて,地球が回る様子が浮かび上がるところが,楽しい
ですね。ネーミングもいいですね。
◆5.ボクの仕事って何だっけ?
 「いや,オレはこっちへ行くんだという生き方」のところは,忘
れていたことを思い起こしました。仮説実験授業をやってみようと
決めたときの気持ちです。みんな同じ方向を向いていれば安心で楽
だけれども,何か問題に出会ったときに,柔軟に対応できません
ね。別の視点が見えませんね。
◆6.文化祭で「鏡の部屋」
 内口絵写真とおたより欄の記事しかなかったので,もう一度,詳
しく書いていただきたいなと思いました。写真を見るととて楽しそ
うなので。
◆7.思えば遠くへ来たもんだ
 教職課程のことをご存知なかったという点には驚きましたが,そ
こからどういうふうに教師になって行かれたのか,益々興味がわき
ました。次号も楽しみです。

●中村 文(福岡・小学校)
◆全員間違えてもたのしい授業(市原さん)
 資料の討論場面では,第一部で学んだことをもとにして子ども達
が考えている様子などが見られて,「なるほど〜!!4年生でもす
ごいなぁ」と思いながら拝見していました。
 それでもなんと,全員不正解って!(これは私もあまり経験した
ことがありません)少数派が正解になった時は,結構感想文を書い
てもらうんですけど,全員不正解の感想文ってどんな感じなんだろ
う?とちょっとドキドキしながら読みました。どの感想もよくて,
「間違えたけど楽しかった!という事って,ほんと仮説をしている
とよくある光景だよなぁ」と思いました。
 「間違えること」についての新しい発見の部分の板倉さんの文章
で,間違えることにも種類があるというのはなかなかおもしろい
なって思いました。
 でも,まちがえに陥る理由そのものから考えていく必要がある→
そういう発想をすれば,子どもたちはどうして間違えるのか,覚え
ようとしないのか,その法則性を発見することができるようになる
だろうの部分がどうしてもイメージがわかず…。うーん。どういう
状況の時なんだろう??と何度も何度も資料を読んでしまいまし
た。でも,やっぱりよくわからなかった。あああ〜…。
 仮説は本当に奥が深いなぁと思います。やっていくうちにこちら
の疑問が生まれる→それを調べるという事は結構あります。特に≪
世界の国旗≫の授業書に関してはかなりありますね。
◆ハズレたけど,楽しかった(伴野さん)
 さいちゃんのような子がいると,本当にドキドキします。3回も
1をつけられるとさすがに私もさいちゃんばかりを気にしちゃう
なぁ。大多数の子たちの評価が5とか4が多いのに,その中で1と
か2とかつける数人の子がいるといつも気にしちゃうところがあり
ます。そして,それをみてちょっと落ち込んじゃう自分がいます。
 そんな状態だから,私も「あー,さいちゃんが正解してくれたら
きっとたのしいだろうな」と思っちゃいますよ。しかも,スポイト
の問題は初めは正解だったのに予想変更して間違えたから。そのあ
との感想文を読むのが気になるのはわかります。
 しかし,さいちゃんは「ぜんもんはずれたけど,楽しかった」と
いう感想を書いていたんですよね。個人的に,おもわず,「あー,
よかった!」って思っちゃいました。
 そのあとの,小原さんの話もいいですね。私も感想文を書いても
らった後に,学級通信に載せることがあるんですが,結構さらりと
紹介することが多いなぁって思いました。こういう自分の思いを伝
えると,子ども達との距離もちょっと縮まりそうだな★と思いまし
た。
◆正しいことは実験できまる(内山さん)
 メールで討論はおもしろい!!サークルがないときには,こうい
うのを使うのもいいですね。
 サークル内で,いろんな人と話をしてて「なるほど!」と思うこ
ともあるんですが,私メモ取るのが本当に下手で流れちゃうことが
結構あるんです。
 だから,メールとかで送ってもらえると,文章として残るからそ
の後読み返すことができるので,とてもいいなぁって思います。
時々私もSNSに授業について書くことがあるのですが,その時に
も結構コメントをもらえるのがおもしろいし,あとで読み返して,
「なるほど!」と思えることがたくさんあります。
 科学と人権教育についての文章も読んでいてそうだよなぁと思い
ました。この部分を読んでいたら,クラスの様子が頭の中でイメー
ジできました。
 「笑顔で楽しく授業を受けられる(その時間だけでも)というこ
とは,とても大きいものがあると感じている」
という文章は,まさしくそうだよな!って思いました。
 「なんとなく」を認めることの項目の中で,栗崎さんが書かれて
いた小原さんの「言わない自由」というのもいいなあと思いまし
た。仮説をしていると,子ども達がリラックスして授業を受けても
らえるので,こちらもついついゆるーくなりながら過ごすことがで
きます。
◆僕の蒸着物語(伊勢さん)
 これ,SNSの書き込みでも読んでいました。
 私,全部蒸着のものばかりと思っていたので,「包み紙の種類に
よっても蒸着じゃない物もあるの?」と逆にびっくりしたことがあ
ります。
 この資料を読んで,これから≪自由電子≫をするときには,この
飴を買ったらいいな!!というのがわかるので,いいですよね。
◆金紙の問題について(兼田さん)
 これ知りませんでした。金紙=サンドペーパーでこするとつくと
いう実験しかしたことがないので,逆に電気を通すものがある?と
いうことにびっくりです。傷がついているのかな??いや,ちょっ
との傷だけでつくというわけでもないしなぁ。
 今回はこんな感じです★★
 では,また12月号楽しみにしています〜★

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