〔仮説社PublicRelations〕No.68

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〔仮説社PublicRelations〕No.68
 2010年11月15日
 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・ニュース
・今年もやります,クリスマスセット!
・増刷!
・臨時増刊
・1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第9回

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☆ニュース
小林眞理子『煮干しの解剖教室』(税込み1575円)は,続々と書
評・紹介記事が出ています。
今まで出たところは,『朝日新聞』『日本経済新聞』『理科教室』
『あうる』などです。

☆今年もやります,クリスマスセット!
毎年,ご好評をいただいてる「クリスマスセット」を今年も販売し
ます。
内容は,板倉聖宣『発想法かるた』音訳CD-ROM,楽知んカレン
ダー2011年版,HEXBUGnaono(とても面白い動きをするおもち
ゃ),足算カード,マジックボール,簡単手品,マジックスノー
ツリー,国旗キーホルダー,ありがとうポスター,
が入る予定です。
計9点で通常価格4600円が,なんと3500円(しかも送料込み)!
200セット限りですので,ぜひお早めにお申し込みください。
発送は12月中旬の予定です。

☆増刷!
住本健次・板倉聖宣『差別と迷信』(税込み1575円)を増刷中で
す。

☆臨時増刊
11月3日に『たのしい授業』臨時増刊号を出しました。
特集は「国際教室にようこそ 国際化と外国語教育」です。
『たのしい授業』と同じ大きさ(B6判)で240ページ,
税込み1260円です。

☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第9回
小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

内田麟太郎:作,大橋重信:絵
『ごくらくねこ』(佼成出版社 2008年)
ある島にねこが一匹いて,完全に悠々自適の好き放題生きていま
す。なんとも,豪快です。でも,いったいねこはどうやってこの島
までたどり着いたのでしょう? すごいオチがあると思いきや,
まったく普通で,ややずっこけます。でも,子どもたちは意外と好
きなのかな? いややばいかも……。

いささか幼稚すぎたようで,しかも短かったようで,少しドキッと
する反応のお子様でした。まっ,こういう時もあります。それで
も,休み時間に読んでたりするんですよね。絵本って不思議。

●高岡 洋介:作『デッカイノがやってきた』(架空社,2008年)
草も木もはえていない,あれた地にデッカイノが相棒のヤッターと
やってきました。そして,することはただ座り込むだけ。そこに鳥
たちがやってきて,いろんな種を落としていく。それに芽が出て,
実がなって,動物たちが集まってきて……。これは環境のメッセー
ジ絵本。こういう風にくどくなく,さらりと伝えるのが絶対いいで
すね。そして,最後のオチもサイコーです。シリーズ化してほしい
なぁ。

子どもたちは,最初は戸惑っていたけど,話がすすむにつれて,だ
いたいどういう話かを理解したようです。なんとなく雰囲気だけで
も楽しめるのが絵本のいいとこですね。そして,最後のオチもやや
ウケでした。

●つきおかゆみこ:作・絵
『さかさまつり』(佼成出版社 ,2008年)
さかさまつりは,とにかくでている屋台がさかさ。「じゃあ商品が
落ちてくるだろう!」なんて,つっこんじゃいけない。絵本だか
ら。とはいえ,金魚すくいもさかさって……。でも,実は4カ所ほ
ど秘密のトリックが隠されています。ボクは一つも気づきませんで
した。1年生で気づいたら神童です。

とにかく「さかさになっている」という,トリック!?が子どもた
ちにとっては,嬉しいようで,あれこれ気づきながら楽しそうでし
た。もちろん,秘密のトリックには誰も気づきませんでした。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>><><><>