〔仮説社PublicRelations〕No.4

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〔仮説社PublicRelations〕No.4
2007年10月27日 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★
・『科学と科学教育の源流』の書評が,『鹿島茂の書評大全 和物篇』に
・新刊『迷信と科学』の紹介
・『たのしい授業』11月号予告
・『たのしい授業』11月臨時増刊号予告
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東京もだいぶ涼しくなってきました。仮説社内でも風邪がはやっていますが,み
なさんはいかがでしょうか。お元気にお過ごしでしょうか。
東京は,昨日から台風の影響で,雨と風が強まっていますが,まだ吹き飛ばされ
るところまではいっていません。ところで,本日(10月27日)は第4土曜日です
ので,『たのしい授業』の公開編集会議が,仮説会館で開かれました。この台風
の中,20名近くの読者の方々が参加してくださり,編集代表・板倉聖宣氏を囲ん
で,12月号以降の『たのしい授業』へ掲載する原稿などについての検討がされま
した。
この『たのしい授業』公開編集会議は,原則,毎月第4土曜日に,仮説社と同じ
ビルにある仮説会館で開かれています。『たのしい授業』の読者の方ならどなた
でも参加できます。仮説社では書籍や実験器具などの販売もしていますので,お
買い物をかねて,お気軽にご参加ください。


●『科学と科学教育の源流』の書評が,『鹿島茂の書評大全 和物篇』に

表題の通り,板倉聖宣『科学と科学教育の源流』(仮説社)の書評が,2007年8
月30日発売の『鹿島茂の書評大全 和物篇』(毎日新聞社)に載っています。元
は,『毎日新聞』2000年1月23日に掲載された文章です。
書評のタイトルは,「原点は好奇心と見世物的演出」とあり,文章の最後は,
「教育の原点には好奇心と見世物的演出ありきということを教えてくれる貴重な
本」
と締めくられています。
まだ読まれていない方はぜひお読みください。価格は税込2415円です。


●新刊のお知らせ
板倉聖宣『迷信と科学(科学新入門 下)』
(仮説社,2007年11月1日,税込1890円)

新刊が出来ました。11月の初めには書店にならぶ予定です。ぜひ実物をお手に
とってご覧下さい。
もはや21世紀になり,科学技術もどんどん進展していますが,それなのに,なぜ
かあやしげな理論が世の中には出ては消えています。また迷信といってもよい血
液型性格判断や星占いなども,科学教育の普及によって消えていくどころか,ま
すます人びとの間に広まっているような印象すらあります。いったいこれはどう
したことなのでしょうか?
「迷信」はただ無知な人が,知識がないが故にだまされるものだという理解で
は,この謎はとけません。では,「迷信」というものをどうとらえたらいいので
しょうか。
その謎に,科学史家であり科学教育研究家である著者がいどみます。

「目次」は下記の通りです。
第1話「迷信はどのようにして広まるかーー丙午迷信の実例」
第1話補足「池波正太郎の迷信ーー「気学」」
第2話「迷信はどのようにつくられたかーー迷信の有効性と限界」
第3話「科学とはなにかーー仮説・実験の論理と連想の論理」
第4話「科学の本の読み方・読ませ方ーー私の読書論」
第5話「日本人は世界一の優等生ーー「日本の小・中学生の理科の学力は世界
一」の意味するもの」
あとがき「知的好奇心と社会」
(なお,本書は,もともとは1975年に太郎次郎社から『科学新入門 科学の学び
方・教え方』として刊行されたものの後半部分に増補して再刊したものです。
上巻は『大きすぎて見えない地球 小さすぎて見えない原子』というタイトル
で,2年前に刊行しています)


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では,11月5日発売予定の『たのしい授業』11月号の内容をすこし紹介させてい
ただきます。より詳しい紹介は,発売になってからさせていただきます。すこし
お待ちください。

●『たのしい授業』2007年11月号(No.329)
(11月5日発売。編集代表=板倉聖宣。税込590円)
【明日の授業に役立つ,読むとなんだか元気になれる……そんな記事ばかり!】

★特集★
「子どもの意欲が見える時」


◆〈失礼な生徒〉の気持ちーー正直な気持ちを話したら
野尻 浩

◆学校のすべてがつまらない!!ーーやる気のない男の子と出会って
佐竹重泰

◆直感と科学,論理の対決(上)ーー小学6年生と《ばねと力》の授業
林 泰樹

◆子どもたちと笑い合える関係に
高田邦枝

◇つくる「秋はサツマイモでお菓子づくり」
三木淳男

◆新入生中退率46%の高校でーーやっぱり大変な文化祭
平岡和輝

◇グラフで見る世界「徴兵制,ある国・ない国」
竹田かずき

言論の自由の限界に達する〜敗戦前後の言動(第4回・富塚清の生涯)
板倉聖宣

◎てがきのページ
→Tales from an English Teacher 第2回「感動と楽しさがいっぱいの毎日」
藤原 愛

ほか。

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また,11月には,臨時増刊号も,本号と同時に発行いたします。こちらもよろし
くお願いいたします。

●『たのしい授業』2007年11月臨時増刊号
「ものづくりハンドブック7」
「たのしい授業」編集委員会編(税込1680円)

「動きが楽しいものづくり」
もどりビン/走るCDゴマ/プラトンボを飛ばそう!/吹き矢/十字紙ブーメラ
ン,再び ほか
「きれいなものづくり」
キラキラ花火/たなばたかざりを作ろう/折り紙の原子論的な見方たたみ方 ほ

「食べられるものづくり」
ミニミニ中華まん/焼きスイートポテト/焼きドーナッツ/モチモチウインナー
/カルメ焼き成功の秘訣は「最後のかきまぜ方」だった! ほか
「不思議なものづくり」
不思議なドア/パタパタ手品いどうくん/ピンポン玉で「弾まないボール」/ト
ルネード実験機/ふしぎな穴あき花挿し/BB弾で結晶模型を ほか
「ものづくりのある楽しい生活」
ペットボトルで「もんどり」/まほうのふりかけ/輪ゴムで作るハンコ/白いピ
コピコカプセル/ピコピコカプセルそうめん流し/ムニュムニュ星人 ほか
ドライアイスで遊ぼう!」
ミニ授業書《ドライアイスであそぼう》第2部
「万華鏡を作ろう」
巻き筒万華鏡/アートとしての万華鏡作りをめざして

などなど,実際に学校でやってみて,子どもたちに好評だったものだけを紹介し
ています。しかも,小学生からできる簡単なものを集めています。
文化祭をはじめ,保護者会にもものづくりは好評です。ぜひ挑戦してみてくださ
い。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

○後○記○
・先日、薩摩芋を山のように買ってきた娘が台所で、スイートポテトを一生懸命
作っていました。
その真っ最中に、高知、山口、佐賀、長崎、鹿児島と幕末の志士の跡を巡る旅に
出ていた息子(弟)が2週間ぶりに帰ってきました。手には、鹿児島土産の「ス
イートポテト」が……。
もう夜遅い時間だったのですが、わたしは両者の親として、両方のスイートポテ
トを「おいしい!」と、おなかいっぱい食べました。
平和だと,やはり太る方向に傾くようです。

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仮説社のメールマガジンをお読みくださいましてありがとうございます。
弊社発行の月刊誌『たのしい授業』や書籍をお読みくださっている読者のみなさ
まや,仮説実験授業を実践,あるいはこれから実践してみたいと考えている方な
どに,弊社の新刊情報を少しでも早くお知らせできたらと思い,このようなメー
ルマガジンを発行しています。
そのほかにも,『たのしい授業』の情報,新しい実験器具やおもちゃの情報もい
ち早くお伝えできればと思っています。
メールマガジンへのご要望などございましたら,
下記メールアドレスにお寄せくださいますようお願いいたします。

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