〔仮説社PublicRelations〕No.51

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〔仮説社PublicRelations〕No.51
2010年3月16日 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・新刊・重版ニュース
・湯沢光男さん(栃木・中学)東レ理科教育賞を受賞
・1年生と読んだ絵本たち 第2回     扇野剛

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卒業式を目前に,お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。新学年の準備もそ
ろそろ始めてますか? 東京と大阪で,3月27〜28日に「たのしい授業フェス
ティバル」が開催されます。ここでいろんな講座に出たり買物をして,ばっちり
と4月に備えましょう!

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☆新刊・重版ニュース
板倉聖宣『身近な発明の話 新総合読本5』が,3月末に出来上がります。
税込み1470円。
『たのしい授業』4月臨時増刊号(「たのしい授業プラン 図工・美術」)を
4月初めに発行します。こちらも税込み1470円です。

山本正次編著『よみかた授業プラン集』の増刷もできました。
税込み2310円。

☆湯沢光男さん(栃木・中学)が,
ラボアジェの実験の教育的再現」というテーマで
東レ理科教育賞を受賞されました。
なんと2度目の快挙です。
湯沢さんは『原子と原子が出会うとき』『コマの力学』『光のスペクトルと原
子』(仮説社)の著者です(いずれも板倉聖宣先生との共著)。

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☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第2回
小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

あきやまただし:作・絵 『まめうし』( PHP研究所,1997年)
これは子どものリクエスト。この間図書室に行ったときに,この本がないと嘆
いていた子がいたから……。まめつぶくらいのこうし,“まめうし”。こいつがな
んとも愛嬌があってかわいいのです。そしてとてもココロ暖まるストーリー。毎
年子どもたちに人気のシリーズです。

さすがに人気作品だけあって,知っている子もいました。でも,知らない子が
「言わんといてよ」と必死に言っているのがなんだかかわいいです。とってもに
こにこと聞いてくれました。ああいう世界観はきっと好きなんでしようね。

長谷川義史:作・絵『なわとびしましょ』(学研,2008年)
長谷川義史さんはボクも大好き,このすっとぼけぶりがサイコーです。ペッタ
ンペッタンなわとびをします。たけし君が入ります。おじいちゃん,おばあちゃ
ん,魚屋さん……どんどんみんなが入っていきます。そして,そして,どうな
る?
どうなる?

単純なストーリーでも,しっかりと子どもたちのココロを引きつけます。長谷
川さんの絵はいいです。とにかく見てるだけで笑えます。最後のクイズみたいな
オチにもみんなで反応。なかなか楽しい一冊でした。

●平田昌広:作,井上洋介:絵『かあちゃんのせんたくキック』(文化出版局
2003年)
とにかくこのかあちゃんは、電化製品を修理します。もちろんキックで
(笑)。しかも,様々なキックを使い分けます。思いっきり豪快です。何とも頼
もしい限り。そんなかあちゃんの最後の敵は? なんともステキなラストにぐっ
ときます。

うけましたね。ケタケタと笑いながら聞いていました。プロレスなんかとはほ
ど遠い世界にいる子どもたちにとって,キックとかチョップとかはとても新鮮な
ようです。子どもたちは「とうちゃんのは?」と聞いていました。確かに続編が
見たいですね。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>