〔仮説社PublicRelations〕No.53

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〔仮説社PublicRelations〕No.53
2010年4月21日 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・新刊・重版ニュース
・1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第3回

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 4月半ばになってやっと暖かくなってきた東京ですが,みなさまのところはい
かがでしょうか?
 4月,5月と立て続けに板倉聖宣著の新刊が出ます。どうぞよろしくお願いい
たします。

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☆新刊・重版ニュース
4月初旬に,板倉聖宣『身近な発明の話 新総合読本5』(税込み1470円)を
刊行しました。
5月初旬に,板倉聖宣『数量的な見方考え方 数学教育を根底から変える視
点』(税込み1785円)を刊行します。

板倉聖宣・文/藤森知子・絵『ジャガイモの花と実』(税込み1680円)が,
厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」に認定されました。


☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第3回

小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

あきやまただし:作・絵『ころんちゃんのおともだち』
 ( PHP研究所 ,2007年)
ころんちゃんシリーズの第2弾です。今回はいろいろな友だちが出てきます。
とりあえずみんな名前からして笑えます。でも,みんないいやつです。ステキな
友情の話も,わざとらしくないのが,あきやまさんの作品のいいところです。ボ
クは,「やぎの,ぼやぎくん」が気に入りました。

子どもたちは好きですね、こういうキャラクターもの。ボクと同様名前からし
て笑ってました。きっと続編もどんどんでるでしよう。楽しみ楽しみ。

矢玉四郎:作・絵『ながいいぬのかいかた』(ポプラ社 ,2000年)
矢玉四郎さんは,物語を書かせてもピカイチですから,絵本も笑えます。今回
はながいいぬの話。かいかたの説明をしてくれますが,まぁ参考になりません。
でも,笑えます。なんとも平和な一冊です。この人にはもっと絵本を書いてもら
いたいなぁ〜。

思ったほどの反応はなし。最近はもっぱら短いのがいやな様子の1年生でした。

●二宮 由紀子・作,荒井良二・絵『いただきま−す!』
 ( 解放出版社 ,2003年)
とっても笑える食育の絵本。これを読むと,なんとなくだけど,食べることの
大切さを感じられます。でも,なんとなくです。これが大事です。とにかく荒井
さんのイラストは絶品です。だからって,子どもたちの好き嫌いが簡単に無く
なったりはしないけど……。あっ,もちろんボクも(笑)。

子どもたちは静かに,どちらかといえば神妙な感じで聞いていました。それな
りに「大切な話なんだなぁ」と感じ取っているのかもしれません。子どもって本
当に大人の2億倍くらいは感性がするどいですし。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>