〔仮説社PublicRelations〕No.55

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〔仮説社PublicRelations〕No.55
2010年5月15日 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

☆新刊・重版ニュース

☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第4回

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今日は土曜日ですが,昨日に引き続いての発行です。
新刊が出ました。
板倉聖宣『数量的な見方考え方 数学教育を根底から変える視点』
小飼弾さんが書評を書いてくださいました。
「数学者でない人が、なぜ、そしてどのように数学と接したらいいのか考えるの
に最適の一冊。日本の学校ではなにを学び、そして何を学び損ねているのか、本
書を通して知ってほしい。……」
とのこと。まさにこのとおりですね。素晴らしい書評を書いてくださって大変嬉
しいです。
全文は下記のURLで読めます。ぜひご一読を。
http://agora-web.jp/archives/1011292.html

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☆新刊・重版ニュース

5月初旬に,
板倉聖宣『数量的な見方考え方 数学教育を根底から変える視点』
(税込み1785円)を刊行しました。



☆1年生と読んだ絵本たち   扇野剛 (第4回)

小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

島田ゆか:作・絵『バムとケロのにちようび』(文溪堂 ,2008年)
バムとケロシリーズは以前からあって,子どもたちに人気ですが,その大型判
が出たので借りてみました。これは犬のバムとカエルのケロちゃんのお話です。
とにかくケロちゃんのはちゃめちゃぶりは,すがすがしいほどのめちゃくちゃで
笑えます。そして隅々まで楽しめる作者の遊び心もサイコー。今回はある日曜日
のお話。めちゃくちゃだけど,ココロほっこりです。

とにかくイラストが楽しいので,それだけで子どもたちは大喜びです。ページ
にあるいろんな発見も楽しんでいました。もちろん休み時間にも見てました。
いい月曜日です。

●岸田 衿子・作,古矢一穂・絵『ほいさか さっさ えんそくだ』
 (福音館書店,1997年)
ちょうど「わくわく科学教室」で,アリのことをしているので旬ということ
で。アリさんたちがなんとも牧歌的に遠足に行きます。とってものどかです。
びっくりするようなこともないけど,なんとも安心して読んじゃいます。
この本を選んだのは,アリがとてもちゃんと描かれているからです。

これは思った以上,以上に,子どもたちは大喜びでした。特にまったく落ち着
きのない〈ありごろう〉が大人気でした。
なかなか子どもたちのツボってわからないものです。日々修行ですな。

荒井良二:作・絵『ぼくのきいろバス』(学研,2007年)
ボクはこの荒井良二さんが大好き。今回もその世界観炸裂。ボクは今日はじめ
てバスに乗ってとなりのまちに行きます。すると,太陽がもこもこのきいろいバ
スに変身。さっそく乗り込みます。さてさてどんなところに連れて行ってくれる
のか。とってもココロがほっとします。イラストがサイコーなんです。
にしても,〈たのしそうに!いっしょうけんめいに!〉っていいコトバ〜。

子どもたちは〈きいろいもこもこバス〉で語呂が気に入ったようで,それがま
た何回もでてくるからそのたびに笑ってました。バスがおしりふりふりするとこ
ろなんて大喜びでした。にしても,荒井さんの絵はサイコーにいいですね。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>