〔仮説社PublicRelations〕No.57

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〔仮説社PublicRelations〕No.57
2010年６月16日　http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

☆新刊・重版ニュース
☆１年生と読んだ絵本たち　扇野剛　第５回

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　梅雨入りですね。東京も今，雨が降っています。
　新刊が2冊でます！　よろしくお願いします。

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☆新刊・重版ニュース

６月下旬に，
「たのしい授業」編集委員会編『たのしい授業プラン国語３』（税込み2100円）
「たのしい授業」編集委員会編『仮説実験授業をはじめよう』（税込み1890円）
を刊行します。

いずれも，『たのしい授業』臨時増刊の単行本化です。
装丁や紙が雑誌の時とは違うので，ぜひお手元においてかわいがってください。

板倉聖宣『科学的とはどういうことか』（税込み1680円）を増刷しました。
今回から並製になりました（26刷，累計６万８千部），軽くて持ちやすいです
よ。

☆１年生と読んだ絵本たち　　扇野剛　　第５回

小学１年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

●たむらしげる：作・絵「ありとすいか」（ポプラ社 ，2002年）
ある夏の午後に，アリがスイカを見つけて大騒ぎ。あまりの大きさに，巣の中
のみんなを呼んで運びます。大仕事です。なんともかわいらしいアリたちの世界
です。実にわかりやすくて面白い。

これはにこにこと見てました。アリの世界を知る喜びみたいなのがあるようで
す。いいなぁ〜という感じでしょうか。生き物系，しかもちょっぴりかわいく描
かれているのは人気です。

●木村晃彦 『あきちゃんとかみなり』（福音館書店）
泣き虫小僧のあきちゃんのところに，かみなりがやってきます。そして，「お
まえは泣き虫だからへそまんじゅうを１００個もってこい」と，脅します。そし
てそれを聞いたお母さんは，本当に買ってきます。なんでやねん。それで，かみ
なりは，毎日毎日まんじゅうを食べて虫歯になって……。なんだか絵本的話の流
れ
の王道のような話です。でも，なんとなくほっとします。たまには，こういうの
もいいです。

子どもたちはこういうのが好きなんですね。なんとも真剣に聞いていました。
これは『こどものとも』という雑誌の１冊で，まだ単行本になってなく，しかも
少し古いんだけど，そんなの関係なしです。それと，かみなりが子どもたちを惹
きつけるようです。

●角野栄子：作， おざきえみ：絵『おうちをつくろう』（学研，2006年）
チコちゃんと，おにいちゃんが，積み木で家をつくります。どんな家にしよう
か，イメージはどんどん広がります。熊さんソファーに，エレベーター式ベット
に，皿洗いロボに，やたらと広いお風呂。子どもだったら誰しも考えることです
よね。夢があってとってもいいです。

とっても夢のある話なので，子どもたちは楽しかったようです。本当にこんな
家があったらなぁとおもったことでしょう。やっぱり絵本には夢がないといけま
せんね。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>