〔仮説社PublicRelations〕No.59

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〔仮説社PublicRelations〕No.59
2010年7月16日 http://www.kasetu.co.jp/
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★目次★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

☆新刊・重版ニュース
☆おもちゃ・実験器具ニュース
☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第6回

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☆新刊・重版ニュース
3冊の新刊ができました!
「たのしい授業」編集委員会編『たのしい授業プラン国語3』(税込み2100円)
「たのしい授業」編集委員会編『仮説実験授業をはじめよう』(税込み1890円)
小林眞理子『煮干しの解剖教室』(税込み1575円)
また,
竹田かずき/長岡 清 共著『入門・日本国憲法三権分立』(税込み840円)
を増刷しました。

☆おもちゃ・実験器具ニュース
・「内臓の大きさ説明エプロン」(税込み2520円)は,東京国際ブックフェア
好評でした。
白いエプロンに内臓の模型がマジックテープでつけてあるというもの。
臓器ごとに取り外すことができます。とにかく,このエプロンは目立ちます。
・「ミニスライドハサミ」(税込み420円)は,携帯ストラップとしても使えま
す。5cmほどなのに,よく切れます。
・「ヘビゴマ」(税込み105円)は,久しぶりに復活しました。細長い金属製の
ヘビが,コマを回すとニョロニョロ動きます。


☆1年生と読んだ絵本たち 扇野剛 第6回

小学1年生と読んだ絵本を少しずつ紹介していきます。

●長野ヒデ子『さかなださかなだ』(偕成社 2006年)
きょうはみんなでお料理をする日。何が届くかなぁと楽しみにしていたら,届
いたのは,大きな大きなさかなです。みんなでおみこしして,大騒ぎ。そして,
丸焼きにすることにしました。いいにおいがして,焼き上がりました。みんなで
いただきます。なんともほのぼのとした絵本です。

可もなく不可もなく。少し幼稚すぎたかなという感じです。魚嫌いの子にとっ
ては,テンションが下がる一冊かもしれません。まぁ,そういうこともあります
ね。


苅田澄子:作,大島妙子:絵『いかりのギョーザ』(佼成出版社,2006年)
ブブコさんが拾ったフライパンは,なんと火がいりません。というか関西弁を
しゃべります。そして,いかりのパワーで火がでるのです。ブブコさんはちょう
ど友だちとけんかしていたのです。そしてそれから毎日いかってる人を見つけて
は,ギョーザを焼きます。なかなか笑えます。でも,間違いなくギョーザが食べ
たくなります。

これは,子どもたちはしっかりと聞いていました。ちょっと長めだったけど,
最後まで静まりかえって聞いていました。話自体が面白いからですかね。


土方久功『ぶたぶたくんのおかいもの』(福音館書店,1985年)
これは言わずとしれた名作です。ご存じかな。なんとも独特の世界観。わざと
かどうかわからないけど,時々爆笑したくなるような絵が出てきます。でも,ス
トーリーはごくごくまじめ。ぶたぶた君がひとりで買い物にいきます。そこで,
かあこちゃんやこぐまくんに出逢ったりして,盛り上がります。なんせ,それぞ
れの店の人がエキゾティックすぎるのにも,程があります(笑)。
もうサイコーに好きです。これ。

少しレトロな感じにもかかわらず,子どもたち釘付け。だから,絵本は面白
い。そして,きっとこの作品も末永く子どもたちに愛されそうです。にしても,
登場人物の雰囲気は一見の価値有りです。<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>